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上演作品

主な対象:小学生

いのちのまつり   (2025年度~)

親から子へ、そして孫へ、つながっていく“いのち”の物語。
上演時間:約60分(休憩なし)



お話

ひとりじゃない!すべてのいのちがつながり、
かかわりあって生きている!

 カー坊はもうすぐ11歳。
なぜかいつも思いどおりにいかないことばかり。
 どうしてだれも、ぼくの気持ちをわかってくれないの?
 楽しみにしていた誕生日にも、ほしかったものがもらえなくて、
カー坊は家を飛び出した!

 「あー、ムカつく!お父さんもお母さんもクラスのやつらも、
みんながおれをイライラさせる。みんな、大っきらいだー!」
そんなカー坊の前に突然あわわれたのは・・・。

 親から子へ、そして孫へ、つながっていく“いのち”の物語。

 ひとりじゃない!
 めぐりめぐって生まれるいのち
 めぐりめぐってつながる想い。


原作・草場一壽「いのちのまつり」(サンマーク出版 絵:平安座資尚)
脚色:久野由美・松下哲子 監修/ふじたあさや 演出:大谷賢治郎 人形演出:つげくわえ 
音楽:遠山裕  美術:池田ともゆき 衣裳:坂本真彩 振付:酒井麻也子 エイサー振付・監修:島袋拓也
照明:坂本義美 音響:山北史郎  
制作:上保節子

舞台写真








感想

 子ども達から届いた感想

  • きょうの劇を見て、命はどこまでも続いている、ということが伝わりました。それに、かずきが生まれた時に、たくさんの人が喜んでいました。それを見て、わたしもたくさんの人に見守られているんだなとわかりました。一番心に残った場面は、かずきが家出をしてお父さんがさがした場面です。ゲーム機を買ってほしいのに、買ってもらえないかずきの気持ちがよくわかります。わたしも似ていることがありました。しかし、一生けんめいさがしているお父さんを見て、悪かったな、と思う気持ちが伝わってきて、心があたたかくなりました。

静岡県 浜松市 小学校5年生

  • わたしは、この劇で学んだことは、命が生まれたらどんなにうれしいか。命がなくなったらどんなに悲しいか。命は生まれていつかはなくなってしまうこと。命の大切さがわかりました。みんなが元気で楽しくしていれば、死んじゃった人たちも、いつも天国で見守ってくれると思いました。

静岡県 裾野市 小学3年生

  • ぼくも、かずきのように、お母さんなどに反抗してしまう時があります。でも、この劇を見て、お母さんやお父さんの気持ちがとてもよく分かりました。ぼくたちの席の方にも来てくれて、とてもおもしろかったです。

静岡県 牧之原市 小学校5年生

先生方から届いた感想

  • 観劇後の子ども達の話からは、劇を見ながら自分はどうだろうと振り返ってみたり、自分だったらどうするだろうと主人公の気持ちを考えたりしていたことが分かりました。「生まれてきてくれてありがとう!!」という言葉に胸が震えるような思いになりました。子どもたちは自分が生まれてきたことを喜んでくれた人がいたこと、大人は生まれてきてくれた子どもへの感謝の気持ちを改めて考えることができた劇でした。

静岡県 富士宮市 小学校

  • 主人公のかずきの姿、そのまわりの子どもたちのやりとりが、「子ども」という実体そのもので、よく描写されていてひきこまれました。空をとぶシーンや最後のエイサーなど、場面ごとに演出が変わり、あっという間の1時間でした。舞台に上がる人は10人にも満たないのに、あの迫力はすごいと思います。おもしろさあり、ジーンとくるところありで、メリハリのある劇で、子どもたちもたくさんの感想を書いていました。舞台が終わってからも、命や家族、すなおになれない気持ち、ゆれ動きなど、考えさせられることが多くあった劇でした。

静岡県 浜松市 小学校

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